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【眼科外来】走査型超広角眼底撮影装置を導入

走査型超広角眼底撮影装置が導入されました。

dsc 0501 fotor re2

今年度、眼科外来の装置が新しくなりました。走査型超広角眼底撮影装置を導入したことで、これまでよりも眼底を広範囲にわたって撮影することができます。

 

 

走査型超広角眼底撮影装置とは

今回導入された走査型超広角眼底撮影装置は、従来の装置から大きく性能が向上されました。これまでの50°程度だった撮影範囲が、本機器を導入したことにより133°まで拡大しました。症状によってはこれまで同様に散瞳して広範囲を撮影しなければなりませんが、症状が軽い患者さんは散瞳しなくてもスクリーニングが可能になりました。このほかには「眼底自発蛍光」という検査ができるようになり、疾患によっては病変部と正常部をよりクリアに判別することができます。

dsc 0501 fotor re 

 

対象となる疾患

主な疾患として、糖尿病網膜症、緑内障、網膜剥離、加齢黄斑変性症、網膜色素変性などが対象となります。これまでは撮影が難しかった進行した白内障に対しても、以前の装置よりクリアに撮影できるようになりました。老人性白内障等の症状でお悩みの方は、眼科外来までお尋ねください。白内障の状態によっては、すべて撮影できるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。

 

検査にあたって準備すること

検査にあたってご準備いただくことは特にありません。むしろ従来の装置より広範囲を撮影できるようになったことから、ご準備いただくことが少なくなりました。当日スクリーニング検査が必要になった場合でも、散瞳せずに検査を受けられる場合が増えたことで負担が軽減されます。

 

まとめ:従来よりも広範囲にわたって撮影検査が可能

本機器を導入したことにより、これまでは散瞳しなければ撮影できなかった範囲がスクリーニング検査できるようになりました。また新しい検査が可能となったことで、疾患によっては病変部と正常部がよりクリアに判別することが可能となっています。「最近目が見えにくくなった」「かかりつけ医から眼の精密検査したほうがいいと言われた」とお悩みの方は、当院眼科外来までご相談ください。

 

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