概要・特色
救急センターでは、救急指定病院として時間外の急病患者さんの診察と救急車受け入れを行っています。診察室は3部屋あり、そのうち1室は陰圧装置や専用の待合室などを設置し、発熱や感染症患者さんの診察に対応しています。
令和2年度の当センターへの年間来院患者数は、救急車搬入数1,372件を含めて6,469名でした。患者数が多い診療科は、整形外科・呼吸器内科・循環器内科・小児科となっています。
認定資格については、救急看護認定看護師、日本DMAT隊員、3学会合同呼吸療法認定士、日本糖尿病療養指導士、日本救急医学会認定ICLSインストラクターなど取得したスタッフが在籍し、安全で専門的なケアの提供に努めています。
待合室
救急センター3診には陰圧装置などを設置しています
24時間救急対応を行っています
点滴室
救急センター受診案内
- 救急センターは、夜間や休日に急な病気やケガで来院された方を対象に診療を行います。
- 通常の外来診療とは異なり、重篤で緊急性の高い患者さんから優先して診療を行いますので、あらかじめご了承ください。
- 発熱がある方はお電話で事前にご連絡ください。受診前に発熱に関する問診や待合室などのご案内も行います。
お持ちいただくもの
- 保険証
- 診察券
- お薬手帳または説明書
- 乳幼児の場合、母子手帳もあると望ましい
受付時間
平日 | 17時15分~翌8時30分 |
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土日祝日 | 24時間 |
※西館1階「時間外受付」へお越しください。
1.時間外受付
- 西館1階時間外受付にて、時間外診療申込書に必要事項を記入してください。
- 紹介状持参の場合は受付時に提出。
2.問診と院内トリアージ
問診票を元に
- いつからどのような症状があるか、
- 病歴や内服の有無
- アレルギーの有無など
診察に必要な情報を看護師がお尋ねします。
問診の内容、意識レベル、体温・血圧測定、心電図検査の結果等から、安全に診療を待つことができる時間、
つまり「緊急性」を判定します(院内トリアージといいます。)
3.診察
- 日直または当直の医師が診察をします。
- 救急車による重症患者の対応により待ち時間が長くなる場合がありますのでご了承ください。
- 専門診療科医師の診察や入院加療をお願いする場合もあります。
4.検査・処置
- 必要に応じて、血液やレントゲンなどの検査が行われます。
- 注射・点滴、局所麻酔での手術を行うこともあります。
5.処方
- 帰宅が可能な場合は、必要に応じて薬の処方があります。
- 原則として救急診療における処方は必要最低限となります。
- 夜間は院内の薬局で、日中は院外の調剤薬局でお薬を受け取っていただきます。
6.会計
- 救急センターでのお支払いはできません。
- 支払いは後日1階会計にお越しいただくか、会計窓口近くの自動入金機でお願いします。
- 郵便振込も可能です。ご希望の方は時間外受付で郵便振込用紙を受け取り、後日当センター医事係に電話で支払金額をご確認のうえ、郵便局からお振込みください。
- 原則として救急外来では緊急性を判断し、緊急性がなければ応急的な対応となります。
- 受診後は、翌平日に当センターの該当する診療科(受付時間8:30~11:00)、またはかかりつけ医の受診をお願いします。
- 可能な限り、迅速かつ適切な治療を受けていただけるよう心がけています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします
小児救急電話相談
急な病気やケガなど、対応にお困りの際には電話での御相談も受け付けております。
また、熊本県では小児の救急の電話相談を行っていますので、そちらもご利用ください。

相談時間 | 毎日・夜間 午後7時〜午前0時 |
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相談員 | 看護師 |
TEL | 県内統一 ♯8000 ダイヤル回線、IP電話、光電話からの場合 096-364-9999 携帯電話への番号登録をおすすめします。 |
実績
救急センター受診患者数および救急車搬送数
H28 | H29 | H30 | R元 | R2 | |
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救急センター受診患者数 | 8,390 | 8,496 | 8,321 | 8,378 | 6,469 |
救急車搬送数 | 1,377 | 1,394 | 1,341 | 1,448 | 1,372 |