呼吸器内科では常勤医師3名、非常勤医師1名で外来診療と入院診療を行っています。
肺癌および呼吸器感染症（肺炎など）を中心に、気管支喘息、肺気腫、急性呼吸不全、慢性呼吸不全、その他呼吸器疾患全般を対象にしています。
胸部レントゲンで異常な陰影を指摘された患者さんに対しては、必要に応じて気管支鏡検査や、CTガイド下肺生検、エコー下生検等を行っており、早期に発見できた肺癌の症例では、熊本市内の呼吸器外科と連携し、速やかに手術に移行できるよう情報共有を行い対応しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手術が適さない症例では、抗腫瘍薬による化学療法や放射線療法があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　放射線療法では、他院と連携を図り治療を行っています。

慢性呼吸器不全の患者さんに対しては、各種内服や吸入療法の他、呼吸器リハビリや在宅酸素療法を行っています。在宅酸素療法で必要な場合は、鼻マスクによる在宅人工呼吸療法も行っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

睡眠時無呼吸症候群に対して、1泊2日入院によるポリソムノグラフィー検査を行っており、その結果を評価した上で、在宅でのCPAP（気道内持続陽圧）療法を導入し治療を行っています。
急性呼吸不全の患者さんに対しては、人工呼吸器管理など集中的治療を行っており、気管挿管を行わずに口鼻マスクを使用した人工呼吸（非侵襲的陽圧換気）を行うこともあります。

ポリソムノグラフィー検査について