令和7年度(2025年度)
国保水俣市立総合医療センター
病院指標
当センターでは、平成28年度より、DPCデータを利用し、全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、市民の皆様へ情報公開しています。この指標によって、当センターの特徴や急性期医療の現状をご理解いただくことを目的としています。
今回、公開する指標は、令和7年度(令和7年4月~令和8年3月)中に当センターを退院された患者様のデータを対象としています。ただし、DPC包括対象外である公害、労災や自動車自賠責保険・自費等のデータは含まれていません。
DPC(診断群分類別包括制度)とは、「診断群分類別包括評価方式」を参照ください。
病院指標とは、病院の個々の機能や診療の状況を具体的に数値化し、分かりやすく示したものです。当センターは、病院指標を評価、分析することで、今後の医療の質の向上に努めていきます。
※本指標は毎年9月に更新されます。
病院指標
- 指標1 年齢階級別退院患者数
- 指標2 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 指標3 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 指標4 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 指標5 脳梗塞の患者数等
- 指標6 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 指標7 その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
- 指標1 リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 指標2 血液培養2セット実施率
- 指標3 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
- 指標4 転棟・転落発生率
- 指標5 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
- 指標6 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- 指標7 d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
- 指標8 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
- 指標9 身体的拘束の実施率
病院指標
指標1 年齢階級別退院患者数
| 年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | 115 | 62 | 18 | 46 | 94 | 181 | 470 | 1267 | 1065 | 406 |
地域医療支援病院である当センターは、地域の中核病院として、0歳代から高齢者まで幅広く医療を提供しています。特に、60歳以上は86%と多く、症状が重症になりやすい高齢者の入院が多い傾向にあります。また、0歳代も多く、小児医療に積極的に取り組み地域の小児医療機関から多くの患者様をご紹介いただいています。
指標2 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
呼吸器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 44 | 30.27 | 20.49 | 31.82 | 84.57 | |
| 030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり | 41 | 2.00 | 2.02 | 0.00 | 58.80 | |
| 040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 41 | 2.68 | 2.99 | 0.00 | 74.76 | |
| 040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 33 | 19.21 | 13.45 | 15.15 | 74.79 | |
| 0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 22 | 14.55 | 16.10 | 4.55 | 81.27 |
当科は、内科的呼吸器疾患全般を対象としています。 入院患者様の疾患の内訳は、1番目に多いのが誤嚥性肺炎で、超高齢社会を迎えつつある日本では今後ますます誤嚥性肺炎の割合が高くなることが予想されます。3、4番目に多いのが肺癌の治療で、化学療法は入院及び外来にて行われております。医師や緩和ケア認定看護師を含む緩和ケアチームを中心とした身体的、精神的苦痛等に対する緩和ケア体制を充実させ治療を提供しています。
循環器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 72 | 30.03 | 17.31 | 12.50 | 86.13 | |
| 050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし | 36 | 4.17 | 4.12 | 0.00 | 73.31 | |
| 050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 24 | 14.29 | 9.57 | 16.67 | 81.54 | |
| 050070xx99000x | 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 21 | 4.86 | 5.38 | 4.76 | 71.86 | |
| 050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし | 16 | 3.06 | 3.10 | 0.00 | 73.25 |
循環器内科では心不全の入院が最も多く、平均年齢は約86歳と高齢のため、介護サービスの導入や調整に時間がかかることも多く、平均在院日数も約1ヶ月と長くなっています。その他徐脈性・頻脈性不整脈に対するペースメーカー植え込み術・交換術、心臓カテーテル検査や冠動脈形成術(ステント治療、風船療法)や頻脈性不整脈に対する薬物治療・電気的除細動での目的入院も多くなっています。
小児科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 25 | 4.96 | 6.20 | 0.00 | 1.72 | |
| 080270xxxx1xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1あり | 18 | 1.00 | 2.10 | 0.00 | 2.39 | |
| 050200xxxxxxxx | 循環器疾患(その他) | - | - | - | - | ||
| 060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | - | - | - | - | ||
| 040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - |
小児科では、肺炎や気管支炎などの気道感染による入院が多く、その次に食物アレルギーの経口負荷試験を目的とした入院が多くなっています。起立性調節障害の診断目的の入院や、ウイルス性腸炎、喘息発作での入院も目立ちます。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 57 | 6.30 | 4.56 | 0.00 | 70.56 | |
| 060335xx0200xx | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 29 | 11.79 | 7.05 | 0.00 | 73.31 | |
| 060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 24 | 6.17 | 6.00 | 0.00 | 67.21 | |
| 050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 12 | 5.25 | 2.57 | 0.00 | 63.08 | |
| 060035xx0100xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 11 | 22.91 | 14.80 | 0.00 | 72.55 |
当外科では、鼠径ヘルニアや胆嚢結石症、緊急を要する急性胆嚢炎、下肢静脈瘤、結腸がんなどを中心に診療を行っています。外科・消化器内科の合同カンファレンスで最適な治療方針を決定し、体に優しい腹腔鏡(ふくくうきょう)手術などを積極的に導入しています。ヘルニアや胆嚢手術では1週間以内の退院が可能です。ご高齢の患者様にも安心していただけるよう、早期リハビリや環境整備を行い、早いご自宅への復帰をバックアップいたします。
整形外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160800xx02xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 102 | 64.78 | 24.75 | 15.69 | 85.61 | |
| 160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 60 | 48.12 | 18.99 | 10.00 | 80.47 | |
| 070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 29 | 46.14 | 21.21 | 0.00 | 74.79 | |
| 160760xx01xxxx | 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 | 27 | 17.89 | 5.86 | 0.00 | 71.37 | |
| 07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 20 | 43.70 | 18.55 | 5.00 | 71.50 |
当科での対象疾患は大腿骨近位部骨折、腰椎圧迫骨折などご高齢の方に多い骨折、変形性関節症に対する人工関節置換などが上位を占めています。当センターでは回復期病棟を有していることから、自宅退院が可能となるまでリハビリを行うことができ、必要があれば介護保険申請や自宅改修などの退院調整を行っているため平均在院日数は長くなっています。
皮膚科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1なし | 19 | 14.32 | 13.00 | 0.00 | 67.32 | |
| 161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | ||
| 080110xxxxx0xx | 水疱症 手術・処置等2なし | - | - | - | - | ||
| 161000x102x0xx | 熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷(Burn Index10未満) 分層植皮術 25平方センチメートル未満等 手術・処置等2なし | - | - | - | - | ||
| 080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし | - | - | - | - |
皮膚科では皮膚の感染症である膿皮症での入院加療を最も多く行っております。次いで薬物中毒、水疱症、熱傷、皮膚の良性新生物が続いています。その他に自己免疫疾患、アレルギー性疾患である中毒疹、褥瘡による入院など幅広く診療を行っております。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
泌尿器科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11012xxx97xx0x | 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病なし | 97 | 2.52 | 7.14 | 39.18 | 81.68 | |
| 110420xx02xxxx | 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 | 57 | 2.07 | 3.97 | 10.53 | 77.93 | |
| 110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり | 26 | 3.00 | 2.45 | 0.00 | 74.96 | |
| 110070xx03x20x | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等22あり 定義副傷病なし | 16 | 8.56 | 6.63 | 0.00 | 79.25 | |
| 110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 14 | 14.14 | 13.42 | 21.43 | 76.57 |
泌尿器科では、上部尿路疾患(尿管結石、結石性腎盂腎炎等)の手術ありの症例が最も多くなっています。次に多いのは水腎症の尿管ステント留置術による症例で、在院日数は2日と短くなっています。前立腺がんや膀胱がんに対しての手術ありの症例も多くなっています。当センターには、健康管理センターも併設され、前立腺癌検査(PSA)にて高値を指摘された患者様の前立腺生検の症例が増加傾向にあります。
眼科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 | 164 | 2.00 | 2.47 | 0.00 | 76.63 | |
| 020250xx97xxxx | 結膜の障害 その他の手術あり | - | - | - | - | ||
| 020220xx97xxx0 | 緑内障 その他の手術あり片眼 | - | - | - | - |
眼科では、白内障の手術の症例が最も多く、在院日数2日で最も短い在院日数となっています。当センターでは今年度から常勤体制となり、毎日診療を行っています。白内障とは、眼の中にある水晶体が白く濁って視力が低下する病気です。水晶体が混濁すると、物が見えにくくなったり、眼がかすんだり、まぶしさや物がだぶって見えるなど様々な症状が出ます。水晶体が混濁する原因には加齢や糖尿病、外傷、薬剤性などがあります。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
消化器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 99 | 9.94 | 8.76 | 3.03 | 80.14 | |
| 060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 72 | 2.08 | 2.56 | 1.39 | 70.44 | |
| 060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 25 | 9.08 | 9.07 | 0.00 | 72.56 | |
| 060060xx9710xx | 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 16 | 12.88 | 11.59 | 31.25 | 86.56 | |
| 060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 15 | 7.27 | 7.58 | 0.00 | 74.20 |
消化器内科では総胆管結石や腫瘍による胆管炎の症例が1番多くなっております。こちらは基本的に内視鏡を使って胆管ステントを留置する胆管ドレナージを行っています。2番目は小腸・大腸の良性腫瘍に対する内視鏡治療となっています。腫瘍の種類や大きさによって治療法が異なっております。また、今回の集計では対象外となっておりますが、日帰りと1泊の大腸ポリープの治療は年間250例ほど行っております。
脳神経外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 15 | 13.93 | 9.62 | 13.33 | 87.13 | |
| 160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | ||
| 010200xx01x00x | 水頭症 水頭症手術 脳室穿破術(神経内視鏡手術によるもの)等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | ||
| 010200xx99x00x | 水頭症 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | ||
| 010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - |
脳神経外科では、頭蓋・頭蓋内損傷、非外傷性頭蓋内血種の症例が多くなっており、当地域の人口の超高齢化を反映しているものと思われます。また、水頭症の症例が上位にあり、これは積極的に水頭症の検査を行っているからです。この表では省略されていますが、平均在院日数が全国平均より長いのは、回復期リハビリテーションの期間を含めているからです。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
脳神経内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 010060xx99x20x | 脳梗塞 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし | 94 | 39.33 | 16.60 | 17.02 | 80.11 | |
| 010060xx99x40x | 脳梗塞 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 42 | 45.48 | 16.51 | 14.29 | 77.60 | |
| 010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 19 | 26.89 | 6.63 | 21.05 | 68.89 | |
| 010060xx99x50x | 脳梗塞 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし | - | - | - | - | ||
| 010110xxxxx40x | 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | - | - | - | - |
脳神経内科は、一過性脳虚血発作を含む脳血管障害の症例が6-7割を占めています。その他神経救急疾患から慢性疾患まで幅広く対応しております。平均在院日数が全国平均より長いのは、当センター内でリハビリテーションを行い、ADLの向上が確認できてから退院するためです。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
代謝内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100393xx99xxxx | その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし | 22 | 22.68 | 9.42 | 9.09 | 80.18 | |
| 10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり | - | - | - | - | ||
| 100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | ||
| 100210xxxxxxxx | 低血糖症 | - | - | - | - | ||
| 100391xxxxxxxx | 低カリウム血症 | - | - | - | - |
糖尿病・内分泌センター(代謝内科)は、水俣・芦北地区から鹿児島県の出水・阿久根・伊佐・長島にわたる多くの地域からの患者様を受け入れています。現在、血糖コントロールや合併症精査を目的とした糖尿病の患者様の入院症例が最も多くなっておりますが、地域包括ケア病棟を中心に受け入れており今回の集計ではその多くが対象外なっております。当センターでは、「糖尿病入院パス」を用いて、すべての入院患者様にきめ細やかな検査、指導が行えるように努めています。専門医や糖尿病認定看護師に加え、(日本糖尿病療養指導士・熊本地域糖尿病療養指導士等)専門的な知識をもった管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師、作業療法士、歯科衛生士といった様々な職種を含むチーム医療によって、糖尿病をはじめ高血圧症、脂質異常症、肥満症などの生活習慣病の治療に取り組んでいます。 さらに糖尿病性ケトアシドーシスのような急性合併症にも対応しています。また、低ナトリウム血症や低カリウム血症、高カルシウム血症などの電解質異常の患者様も増加してきています。電解質輸液や内服等による治療、原因の精査等を行っています。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
指標3 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
| 初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) | 版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | - | - | - | - | - | 15 | 1 | 8 |
| 大腸癌 | - | - | - | - | - | 30 | 1 | 8 |
| 乳癌 | 10 | 15 | - | - | - | 10 | 1 | 8 |
| 肺癌 | - | - | - | 35 | 11 | 103 | 1 | 8 |
| 肝癌 | - | - | - | - | - | 22 | 1 | 8 |
※1:UICC TNM分類,2:癌取り扱い規約
がんは、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって、Ⅰ期(早期)からⅣ期(末期)の4病期(ステージ)に分類発症されます。
「初発」とは、当センターにおいて当該腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
「再発」とは、当センター・他院を問わずに初回治療が完了した後、当センターにて患者様を診療した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
治療は手術、化学療法、放射線治療が治療の柱となり、がんの種類と進行度によって治療法は異なります。初期のがんは手術のみの治療が多く、入院回数も1回の場合が多いですが、進行しているがんは化学療法が治療の主体となり、入退院を繰り返すため、件数として多くなっています。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
指標4 成人市中肺炎の重症度別患者数等
| 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | - | - | - |
| 中等症 | 32 | 14.19 | 74.44 |
| 重症 | - | - | - |
| 超重症 | - | - | - |
| 不明 | - | - | - |
成人(18歳以上)の肺炎の患者様について重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。軽症(外来治療)、中等症(外来または入院治療)、重症(入院治療)、超重症(入院治療かつ集中治療)に分類されます。
当センターでは中等症の患者様が多い結果となりました。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
指標5 脳梗塞の患者数等
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| 3日以内 | 133 | 42.86 | 80.36 | 15.73% |
| その他 | 45 | 53.36 | 78.62 | 5.62% |
指標6 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
循環器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの | 26 | 0.23 | 11.00 | 3.85 | 72.38 | |
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 24 | 1.33 | 5.83 | 4.17 | 74.58 | |
| K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | 15 | 3.07 | 18.53 | 13.33 | 82.40 | |
| K597-2 | ペースメーカー交換術 | 12 | 1.00 | 11.42 | 16.67 | 82.17 | |
| K5461 | 経皮的冠動脈形成術 急性心筋梗塞に対するもの | - | - | - | - | - |
循環器内科では狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈形成術(ステント治療・風船治療)などカテーテル治療が多くなっています。これは手や足の動脈から心臓まで細い管(カテーテル)を通して血管の狭窄部分を治療する方法で、病状によって緊急で行ったり、全身状態を整えて待機的に行うなど様々なタイミングで行っています。次いで徐脈性不整脈に対して行う新規のペースメーカー移植術、ペースメーカーの電池消耗に対してのペースメーカー電池交換術が多くなっています。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 59 | 0.83 | 7.63 | 1.69 | 71.37 | |
| K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 47 | 1.19 | 4.32 | 0.00 | 69.98 | |
| K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 15 | 6.87 | 33.07 | 0.00 | 74.67 | |
| K6171 | 下肢静脈瘤手術 抜去切除術 | 12 | 1.25 | 3.00 | 0.00 | 63.08 | |
| K6335 | ヘルニア手術 鼠径ヘルニア | 11 | 1.64 | 4.91 | 0.00 | 74.91 |
当外科では、胆石症や鼠径ヘルニア、大腸がんなどに対し、傷口が小さく体に負担の少ない腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を中心に展開しています。痛みが少なく回復が早いため、短期間でのスムーズな社会復帰が可能です。また、緊急手術を要する腹部救急疾患にも対応し、24時間体制で迅速に対応できる体制を整えています。その他下肢静脈瘤など幅広い治療にも対応し、標準化された計画(クリニカルパス)のもと、安心・安全な医療を提供いたします。
整形外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 93 | 3.75 | 59.13 | 16.13 | 82.00 | |
| K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 59 | 1.78 | 43.27 | 1.69 | 74.12 | |
| K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 46 | 2.72 | 23.33 | 0.00 | 71.09 | |
| K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | 39 | 4.00 | 56.46 | 15.38 | 83.49 | |
| K0483 | 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 | 23 | 0.96 | 5.35 | 0.00 | 48.96 |
当科での手術はご高齢の方に多い大腿骨近位部骨折に対する手術や変形性関節症に対する人工関節置換術などが上位を占めています。大腿骨近位部骨折に対しては骨折部位や骨折形態に応じて骨接合、人工骨頭置換などの手術を行っています。人工関節に関しては、股関節、膝関節、肩関節などの関節置換を行っており、膝関節に関しては骨切り術、単関節置換、全関節置換など、肩関節に関してはリバース型人工関節置換など症例に応じて手術を行っています。また、人工関節認定医2名が在籍しています。
泌尿器科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 159 | 0.08 | 2.20 | 26.42 | 80.79 | |
| K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの | 26 | 1.50 | 8.69 | 0.00 | 80.92 | |
| K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの | 11 | 1.18 | 7.91 | 0.00 | 72.55 | |
| K773-2 | 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 | - | - | - | - | - | |
| K8352 | 陰嚢水腫手術 その他 | - | - | - | - | - |
泌尿器科では、尿路結石嵌頓に対しての経尿道的尿管ステント留置術が最も多く、次に膀胱癌に対しての経尿道的膀胱悪性腫瘍手術。3番目に末梢動静脈瘻造設術となっています。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
眼科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 164 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 76.63 | |
| K224 | 翼状片手術(弁の移植を要するもの) | - | - | - | - | - | |
| K2686 | 緑内障手術 水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術 | - | - | - | - | - | |
眼科では、白内障に対する水晶体再建術が最も多く、術後日数1日で最も短い在院日数となっています。当センターでは手術日は熊本大学からの派遣による非常勤医師も来院し手術を実施しています。白内障は以前に比べ短い時間で安全にできるようになりました。手術は濁った水晶体を超音波で取り除き、代わりに眼内レンズを入れます。手術後は眼鏡等で視力を矯正することがあります。また、今年度からは初期から中期の緑内障で適応のある症例に対しては白内障手術時に簡単な緑内障手術を同時に行う水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術も施行しております。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
消化器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 100 | 2.39 | 11.27 | 10.00 | 81.00 | |
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 61 | 0.05 | 1.07 | 1.64 | 71.05 | |
| K6852 | 内視鏡的胆道結石除去術 その他のもの | 24 | 0.96 | 3.08 | 0.00 | 77.50 | |
| K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上 | 14 | 0.07 | 1.43 | 0.00 | 67.64 | |
| K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 | 11 | 1.27 | 6.91 | 0.00 | 77.64 |
消化器内科では内視鏡的胆道ステント留置術が1番多くなっています。こちらは総胆管結石や腫瘍による胆管炎に対する治療として行っています。
当センターでは内視鏡治療(特に食道・胃・十二指腸・大腸の早期癌)を積極的に行っており、また、カプセル内視鏡とダブルバルーン小腸内視鏡がありますので、小腸の検査・治療も行うことが可能です。
脳神経外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 18 | 1.06 | 15.61 | 27.78 | 84.94 | |
| K1742 | 水頭症手術 シャント手術 | - | - | - | - | - | |
| K190-5 | 重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入用植込型ポンプ薬剤再充填 | - | - | - | - | - | |
| K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | - | - | - | - | - | |
| K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの | - | - | - | - | - |
脳神経外科では、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が最も多くなっています。慢性硬膜下血腫とは、慢性的に硬膜下に血腫が貯留してくる疾患で、高齢者に多くみられます。軽微な頭部打撲などの外傷が誘因となる、外傷性疾患と考えられています。
次に多いのは、水頭症に対するシャント手術となります。当センターでは治療可能な認知症のひとつとされている特発性正常圧水頭症の診断・治療に力を入れており、そのために手術件数が多い傾向にあります。
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
指標7 その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 患者数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 17 | 0.46 |
| 異なる | - | - |
手術・処置等の合併症の内訳
・術後創部感染 8件
・人工関節関連(移動、破損、脱臼) 7件
・透析シャント関連 1件
・気胸 1件
※「-」は、症例数が10件未満のため非表示となっています。
医療の質指標
指標1 リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
| 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
|---|---|---|
| 385 | 345 | 89.61% |
肺血栓塞栓症とは、肺動脈に血の塊(血栓)が突然詰まる病気です。当センターでは弾性ストッキングやフットポンプ、抗血栓剤の投与を行い対策を行っております。
令和7年度は約9割の患者で予防対策を実施しています。
指標2 血液培養2セット実施率
| 血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) | 血液培養2セット実施率 |
|---|---|---|
| 632 | 512 | 81.01% |
病原体は血流中にばらついて存在することがあり、血液培養検査1セットの検査では検出感度が限られてしまうので2セット以上行うことが推奨されている。
令和7年度は約8割の患者で血液培養2セット実施し診断精度を高めています。
指標3 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
| 広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) | 広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
|---|---|---|
| 169 | 141 | 83.43% |
不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、抗菌薬適正使用を推進する取り組みを行っております。
令和7年度は約8割の患者で広域スペクトルの抗菌薬使用時の細菌培養を実施し適切な使用に努めています。
指標4 転倒・転落発生率
| 退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生した転倒・転落件数 (分子) | 転倒・転落発生率 |
|---|---|---|
| 86,799 | 285 | 3.28‰ |
入院中の患者の転倒やベッドからの転落は少なくありません。当センターでは転倒・転落発生リスクを評価し、転倒による傷害予防を行っております。
令和7年度は約3‰の患者で転倒・転落事故が発生しており、件数を少しでも抑えられるように努力しています。
指標5 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
| 退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) | 転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 |
|---|---|---|
| 86,799 | 7 | 0.08‰ |
入院中の転倒・転落によるインシデント影響度分類レベル 3b以上は損傷レベルの高い骨折を指します。
令和7年度は約0.1‰の発生率で、転倒・転落により骨折等の受傷つながらないよう予防策を検討しています。
指標6 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
| 全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) | 分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) | 手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 |
|---|---|---|
| 406 | 404 | 99.51% |
手術前に、細菌感染を起こしていないが、手術後に感染を起こすことをできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。手術開始直前に抗菌薬を点滴などで投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。
令和7年度は約99%の患者に手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬を投与しています。
指標7 d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
| 退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) | 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上 の褥瘡)の発生患者数(分子) | d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 |
|---|---|---|
| 86,799 | 31 | 0.04% |
褥瘡は患者のQOL の低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。
そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の 1つにとらえられ、1998 年からは診療報酬にも反映されています。
令和7年度は約0.04%の患者でd2(真皮までの損傷)以上の褥瘡が発生しています。
指標8 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
| 65歳以上の退院患者数 (分母) | 分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された 患者数(分子) | 65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 |
|---|---|---|
| 2,855 | 2,449 | 85.78% |
早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮、予後改善につながります。
令和7年度は約9割の患者で入院早期の栄養アセスメントを実施しています。
指標9 身体的拘束の実施率
| 退院患者の在院日数の総和 (分母) | 分母のうち、身体的拘束日数の総和 (分子) | 身体的拘束の実施率 |
|---|---|---|
| 67,789 | 3,449 | 5.09% |
当センターにおいては、患者様の生活の質を守るため、また人権擁護の観点から身体拘束・行動制限は原則的に行いません。患者様の尊厳と主体性を尊重し、拘束を安易に正当化することなく、職員一人一人が、身体的・精神的弊害を理解し、身体拘束をしないケアの実施に努めます。ただし、患者様または他患者様の生命や身体を保護するため、「緊急やむを得ない場合」や「せん妄症状があり、危険を回避できない場合」は、チームでの十分な検討の上、必要な手続きを踏んで行いますが、早期解除に向けて継続的に検討してまいります。
- 2026/09/30
- 令和7年度(2025年度)版病院指標を公開しました。

















