概要・特色
脳神経外科の対象となる疾患は、くも膜下出血、脳出血、頭部外傷など救急を要する疾患が多くを占めており、24時間対応できる体制で取り組んでいます。
診断装置としては、128列マルチスライスCT(3D-CTA:脳血管撮影可能)、1.5テスラMRI、3テスラMRI(拡散強調画像、Perfusion image等撮影可能)、SPECT(脳血流シンチグラフィー)、脳血管造影検査(バイプレーン装置)、脳波検査等が完備されており、手術・治療成績の向上に役立てています。
通常の顕微鏡下手術の他に、神経内視鏡を用いた低侵襲手術も行っています。
悪性脳腫瘍や脳血管内治療など特殊な治療が必要な場合は、熊本大学脳神経外科と連携して治療を行える支援体制が整っています。
2019年6月からは、水俣・芦北地域の脳卒中地域連携パス(ななうらnet.)を導入し、脳卒中の診断、高度急性期治療(手術)、リハビリテーション(回復期、維持期)そして在宅へ、地域完結型でシームレスな医療を目指しています。
また、脳ドックを施行しており、無症候性の脳動脈瘤や脳腫瘍の早期発見、予防的手術も行う事ができます。
脳神経外科疾患に関するご質問・ご相談などございましたら、脳神経外科外来までお気軽にお問い合わせください。
【扱っている主な疾患】
■脳血管障害(くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、脳出血、内頸動脈狭窄・閉塞症など)
■脳腫瘍
■頭部外傷(急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、頭蓋骨骨折、慢性硬膜下血腫など)
■小児脳神経外科疾患
■機能的疾患(顔面けいれん、三叉神経痛、特発性正常圧水頭症など)
【医療機関の認定】
日本脳神経外科学会専門医認定制度指定訓練施設
日本脳卒中学会 一次脳卒中センター(primary stroke center;PSC)
ITB療法実施医療機関
日本認知症学会教育施設
外来診療日程(午前受付:8:00~11:00 午後受付:13:30~15:00)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 工藤 ― |
手術 | 潟山 ― |
工藤 潟山 |
もの忘れ水頭症外来 工藤・潟山 |
午後 | (担当医) | 手術 | 担当医 | 脳ドック(担当医) | (担当医) |
※急患対応、緊急手術等の際には、外来診療ができない場合がありますので、ご了承ください。
担当医紹介
脳神経センター長(兼脳神経外科部長)
氏名 | 工藤 真励奈(くどう まれいな) |
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日本脳神経外科学会脳神経外科専門医・指導医、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医、日本認知症学会専門医・指導医、認知症サポート医、厚生労働省医政局長認定臨床研修指導医 | |
所属学会 | 日本脳神経外科学会、日本脳神経外科コングレス、日本脳卒中学会、日本脳卒中の外科学会、日本神経内視鏡学会、日本脳腫瘍学会、日本小児神経外科学会、日本認知症学会、日本脳神経外傷学会、日本頭痛学会、日本脳神経血管内治療学会、 |
副医長
氏名 | 潟山 高士(かたやま たかし) |
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専門医・認定医等 | |
所属学会 |