当センターの取り組み

電子カルテ導入

電子カルテとは?

「電子カルテ」とは、医師が書いている診療の記録や検査結果などの情報を電子化したシステムで、その情報はコンピュータにより1箇所に集中して管理されます。電子カルテでは、コンピュータの画面にカルテが表示され、医療従事者が各診療科や各部門でいつでもどこでも同時にカルテをみることができます。
当センターでは、平成18年10月1日より電子カルテシステムを導入いたしました。
2001年厚生労働省から出された「保健医療分野のグランドデザイン」という指針に基づき、現在医療機関のIT化、電子カルテの導入の推進が進められています。

電子カルテ導入のメリット

  1. 患者様へのサービス向上
    • 従来の紙カルテと比較して診療において入力業務が発生し、診療時間が長くなる面もありますが、メリットとして過去の診療情報との比較や、検査結果・放射線画像などが容易にパソコンに表示できますので、より分かりやすいインフォームドコンセントを受けることが可能になります。
    • 医師が検査などの指示をコンピュータに入力すると、瞬時に関連部署と会計窓口に情報が伝達されますので迅速に医療費の計算を行うことができ、待ち時間の短縮につながります。
    • 予約システムにより再診時における待ち時間の短縮が図られます。
  2. 業務の効率化
    • カルテの搬送やカルテ検索など各部署の時間・人手を減らすことで、新たなサービスの展開や患者様へのケアにあてることが可能になります。
  3. 医療の質の向上
    • 患者様を支援するスタッフが同じ情報を即座に共有できるため、より綿密で患者様にとって分かりやすい治療が可能になります。
  4. 医療の安全の向上
    • 医師が薬などを発行する際には、過去のオーダ履歴、医薬品情報、患者様の基本情報(禁忌・アレルギー)をもとに、禁忌、併用、極量など様々なチェックを行うと共に、病名と処方、病名と検査のチェックを行うことができます。特に注射実施において3点チェック(注射実施者、薬剤バーコード、患者認証バーコードのチェック)で医療安全を確保しております。
      また、医師や看護師など職種によって必要な情報以外は参照できない仕組みになっていますので、患者様のプライバシーをより一層守ることができます。
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