当センターについて

about

平成29年度
国保水俣市立総合医療センター
病院指標

当センターでは、平成28年度より、DPCデータを利用し、全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、市民の皆様へ情報公開しています。この指標によって、当センターの特徴や急性期医療の現状をご理解いただくことを目的としています。

今回、公開する指標は、平成29年度(平成29年4月~平成30年3月)中に当センターを退院された患者様のデータを対象としています。ただし、DPC包括対象外である公害、労災や自動車自賠責保険・自費等のデータは含まれていません。

DPC(診断群分類別包括制度)とは診断群分類別包括評価方式を参照ください。

病院指標とは、病院の個々の機能や診療の状況を具体的に数値化し、分かりやすく示したものです。当センターは、病院指標を評価、分析することで、今後の医療の質の向上に努めていきます。

※本指標は毎年9月に更新されます。


  1. 指標1 退院患者数
         ①年齢階級別退院患者数
         ②地区別退院患者数
  2. 指標2 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 指標3 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 指標4 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 指標5 脳梗塞の患者数等
  6. 指標6 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. 指標7 その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

指標1 退院患者数

年代の患者数は、入院した日の満の年齢を年代別に集計しています。

①年齢階級別退院患者数

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ager
年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数 352 131 70 88 154 332 879 1,127 1,008 283

地域医療支援病院である当センターは、地域の中核病院として、0歳代から高齢者まで幅広く医療を提供しています。特に、60歳以上は75%と多く、症状が重症になりやすい高齢者の入院が多い傾向にあります。また、0歳代も多く、小児医療に積極的に取り組み地域の小児医療機関から多くの患者様をご紹介いただいています。

②地区別退院患者数

chiki
地域水俣市芦北町津奈木町熊本県その他阿久根市出水市長島町伊佐市姶良郡鹿児島県その他その他
患者数 2,151 691 405 23 61 709 121 207 15 10 28

熊本県の南端に位置する当センターは、地域医療支援病院として、水俣・芦北医療圏はもとより、隣接する鹿児島県(阿久根市、出水市および伊佐市等)からの患者様は、全体の25%を占め、その中でも、出水市からは鹿児島県のうち63%にのぼる多くの患者様にご利用いただいています。

指標2 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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診療科ごとに症例数上位5位までの診断群分類について集計しています。
症例数が9件以下の場合は、症例数から平均年齢まで“-”で表すことになっています。
指標の項目の説明は以下の通りです。

 

  • DPCコード
    診断群分類を表す14桁の数字です。診断群分類は、2桁の主要診断群、4桁の疾患名(患者様の入院時の病名情報)及び、手術・処置等の8桁の数字(患者様の治療方法等)の組み合わせによって、振り分けられ、同じ病名でも、病名情報、治療方法等か異なれば診断群分類(DPCコード)は違ってきます。
  • 名称
    病名に対する治療方法を分類化して表してあります。
  • 平均在院日数(自院)
    当医療センターに入院していた日数(在院日数)の平均値です。
    ※整形外科、脳神経外科、神経内科などでは、回復リハビリ病棟に滞在した場合の在院日数も含まれる場合があるため、平均在院日数(全国)より相当数、長い場合があります。
  • 平均在院日数(全国)
    厚生労働省より公開されている平成29年度の全国のDPC対象病院の在院日数の平均値です。
    ※外泊があった場合は、その日数は在院日数から引かれています。
  • 転院率
    該当するDPCコードの症例数の内、当医療センターから他の医療機関へ移動して継続入院をした患者様の割合です。
  • 平均年齢
    退院された患者様の平均の年齢です。
  • 患者用パス
    患者様用に用意された、病気毎の検査や治療の過程を入院時から退院までを図式したスケジュール表です。
    患者パスが存在する場合は、そのパスをクリックすることで参照することができます。

呼吸器内科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術・処置等なし 49 17.51 14.60 12.24% 77.43  
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等なし 48 20.94 19.65 12.50% 76.60  
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 検査あり 40 2.30 2.07 0.00% 57.73  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 化学療法あり 34 15.03 11.99 8.82% 74.15  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術・処置等なし 22 27.55 20.83 31.82% 83.64  

当科は、内科的呼吸器疾患全般を対象としています。入院患者様の疾患の内訳は、肺癌が多数を占め、化学療法及び緩和ケアチームを中心とした身体的、精神的苦痛等に対する緩和ケア体制を充実させ提供しています。次に多いのが間質性肺炎で、肺が硬くなり上手く酸素を取り入れることが出来なくなる疾患です。根治療法はなく対症療法が中心となります。次に多いのが睡眠時無呼吸症候群で、睡眠ポリグラフィー検査を行っております。次に多いのが誤嚥生肺炎で、超高齢社会を向かえつつ日本では今後ますます誤嚥生肺炎の割合が高くなることが予想されます。

循環器内科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術・処置等なし 104 29.56 17.71 16.35% 84.49  
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査あり 51 3.86 3.03 3.92% 67.51
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 44 12.50 11.21 4.55% 82.82  
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等あり 31 5.87 4.62 3.23% 70.84
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術・処置等なし 23 6.04 7.71 0.00% 68.83  

循環器内科では、心不全の患者様が最も多く平均年齢は80歳を超えています。高齢の患者様が多いため、平均在院日数も全国平均より長くなっています。次いで、心臓カテーテル検査や冠動脈形成術などを目的とした、狭心症の患者様が多くなっています。次の徐脈性不整脈の患者様は恒久的ペースメーカー植込み術を目的とした入院が多く、頻脈性不整脈の患者様は心房細動に対する電気的除細動を目的とした入院が多くなっています。

小児科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 55 5.16 5.94 0.00% 1.44  
050200xx99xxxx 循環器疾患(その他) 起立性調節障害等 49 8.82 7.67 0.00% 12.24  
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等なし 40 2.70 5.50 0.00% 5.85
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 小児食物アレルギー負荷検査あり 39 1.00 2.20 0.00% 1.90  
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術・処置等なし  34 4.88 5.70 0.00% 2.88  

小児科では呼吸器疾患の入院症例が多く、最も多かったのは急性気管支炎及び細気管支炎で、平均年齢は1.44歳。5番目が肺炎で、平均年齢は2.88歳となっています。2番目に多かったのは、思春期に多くみられる自律神経機能不全の一つである、起立性調節障害で、診断のため検査入院や症状が重く、外来治療で改善困難な場合の短期入院などを行う目的で、入院治療を行っております。平均年齢は12.24歳です。3番目はウイルス性腸炎で、平均年齢は5.85歳。4番目は食物アレルギーで、食物負荷試験目的での入院が多く、平均年齢は1.90歳でした。

外科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術あり 67 7.58 5.15 1.49% 69.66
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 手術あり 48 6.40 3.20 0.00% 66.10
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等あり 29 8.66 7.40 0.00% 58.28
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 あり 24 8.50 6.64 0.00% 63.08
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術あり 15 18.40 15.61 0.00% 72.40

当センター外科では、鼠径ヘルニア、下肢静脈瘤、胆のう炎、胆のう結石、大腸癌(結腸癌)の症例が多くなっています。治療方針・術式はカンファレンスで検討し、胆のう摘出術はほとんど全てが腹腔鏡手術で行い、その他鼠径ヘルニア手術・結腸切除術についても症例によっては腹腔鏡で行う場合があります。クリニカルパスという入院中の計画表を用いて標準化した術後管理を行い、入院期間は結腸切除術が約2週間、その他鼠径ヘルニア・下肢静脈瘤・胆のう摘出術は1週間以内で退院が可能です。高齢者の方はなるべく早く自宅での生活が可能なようにリハビリ後に退院することもあります。

整形外科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷 手術・処置等なし 82 61.67 19.94 3.66% 77.80  
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術あり 58 83.86 27.09 15.52% 85.43  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 28 15.32 5.21 0.00% 58.32
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節置換術等 あり 26 56.27 25.09 0.00% 75.38
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術・処置等なし 23 51.96 19.97 17.39% 76.96  

整形外科では、胸・腰椎圧迫骨折の患者様が最も多く、次に股関節近位骨折となっており、昨年と同様でした。次の前腕骨折や、変形性膝関節症の患者様も含めて平均在院日数が全国平均より長くなっているのは、当院内でリハビリを行い日常生活が出来るように、また必要であれば介護保険を利用してサービスの調整を行い退院していただくため、長くなっています。

産婦人科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 選択的帝王切開等あり 14 12.93 9.75 0.00% 33.86
120150xx99xxxx 妊娠早期の出血 手術なし - - - -% -  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等あり - - - -% -
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 化学療法あり - - - -% -  
120140xxxxxxxx 流産 - - - -% -

産婦人科では、帝王切開となったお産、妊娠早期の出血、切迫早産、流産等お産関係の症例が上位を占めています。通常のお産は保険請求とはならないため、数には入っておりません。3番目は子宮の良性腫瘍(子宮筋腫)です。子宮筋腫は成人女性の約4割は罹患していると云われています。子宮筋腫は良性疾患ですからその存在のみで手術の適応となることはありません。過多月経で内科的になかなか貧血が改善しないとか、圧迫感があるとか付随する症状がある場合に手術を勧めるのが一般的です。

皮膚科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 手術あり 24 8.88 8.50 0.00% 85.42  
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 10 28.30 11.73 10.00% 74.10  
070010xx970xxx 皮下腫瘍等 手術あり - - - -% -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物  手術あり - - - -% -
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術・処置等なし - - - -% -  

皮膚科では、皮膚の悪性腫瘍摘出術ありの症例が多くなっています。次に皮膚の感染症である膿皮症、皮膚・皮下の腫瘍摘出術、アレルギー性疾患である中毒疹での入院が続いています。その他、水痘症や帯状疱疹による入院など幅広く診療を行っています。

泌尿器科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺針生検法あり 54 3.09 2.67 0.00% 71.41
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 手術あり 38 8.74 7.31 0.00% 75.82
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患(尿管結石症等) 手術あり 28 6.07 7.20 7.14% 74.79
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術・処置等なし 27 10.78 12.34 3.70% 69.00  
110420xx97xx0x 水腎症(その他) 手術あり 16 6.81 5.17 0.00% 77.19  

泌尿器科では、前立腺の悪性腫瘍の疑いの症例が最も多く、在院日数は3日と短くなっています。当センターには、健康管理センターも併設され、前立腺癌検査(PSA)にて高値を指摘された患者様の前立腺生検の症例が増加傾向にあります。次に膀胱癌に対して内視鏡的切除術あり、上部尿路疾患(尿管結石、結石性腎盂腎炎等)、腎盂腎炎等の尿路感染、水腎症の手術ありに対して入院加療を行っています。

眼科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 136 2.10 2.85 0.00% 72.66  
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり - - - - -  
020340xx97xxxx 虹彩毛様体炎、虹彩・毛様体の障害 手術あり - - - - -  

眼科では、白内障の手術の症例が最も多く、在院日数2日で最も短い在院日数となっています。次に、結膜の障害となっています。当センターでは、眼科医の不在の状況が続き、熊本大学等からの派遣による非常勤医師により診療が行われています。白内障とは:眼の中にある水晶体が白く濁って視力が低下する病気です。水晶体が混濁すると、ものが見えにくい、眼がかすむ、まぶしい、ものがだぶってみえるなど様々な症状がでます。水晶体が混濁する原因は加齢や糖尿病、外傷、薬剤などがあります。

消化器内科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術あり 257 2.44 2.68 0.39% 68.19
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術あり 55 11.73 10.61 3.64% 77.20  
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術あり 25 9.68 8.73 4.00% 72.40  
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 17 11.06 15.23 5.88% 61.29  
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術・処置等なし 17 8.35 8.98 0.00% 71.82  

消化器内科では例年同様、小腸大腸の良性疾患(大腸ポリープ)切除術の症例が一番多い結果となっています。平均年齢は68歳です。続いて総胆管結石による胆管炎の症例が多く、こちらは基本的に内視鏡的な胆管ドレナージを行っています。平均年齢は77歳とやや高齢となっています。三番目は胃の悪性腫瘍で、早期胃癌に対して内視鏡的に病変を切除しておよそ一週間程度で退院可能な治療となっています。四番目はアルコール性の肝障害で、肝硬変となり腹水がたまってしまう状態となった時には、腹水を抜くという治療を行います。五番目は腸閉塞で、こちらはイレウス管という減圧する管を入れて治療する場合もあれば、絶食点滴で改善する場合もあります。

脳神経外科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術あり 27 10.30 9.68 7.41% 74.26  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術・処置等なし 25 74.44 19.10 20.00% 76.96  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 21 18.67 7.34 4.76% 69.43  
010010xx99000x 脳腫瘍 手術・処置等なし - - - - -  
010070xx01x20x 脳血管障害 手術あり - - - - -  

脳神経外科では、頭蓋・頭蓋内損傷、非外傷性頭蓋内血腫の症例が多くなっています。平均在院日数が全国平均より長いのは、当センター内でリハビリを行いADLの向上が確認できてから退院するため長くなっています。

神経内科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(発症3日目以内、JCS10未満) エダラボン使用あり 42 70.12 16.38 2.38% 73.48  
010155xxxxx2xx 筋萎縮性側索硬化症 エダラボン使用あり 16 12.38 17.26 0.00% 63.50  
010060x2990411 脳梗塞(発症3日目以内、JCS10未満) エダラボン使用あり 副傷病名あり 15 70.93 18.34 6.67% 80.27  
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 手術・処置等なし 12 10.83 6.28 0.00% 70.42  
010110xxxxx40x 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 ガンマグロブリン使用あり 10 24.50 16.95 0.00% 56.30  

神経内科では、脳梗塞の症例が最も多くなっています。また、年齢は70歳以上の前期高齢者が多くなっています。平均在院日数が全国平均より長いのは、当センター内でリハビリを行いADLの向上が確認できてから退院するため長くなっています。

代謝内科

DPCコードDPC名称症例数平均在院日数(自院)平均在院日数(全国)転院率平均年齢患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(末梢循環不全なし。) インスリン使用あり 20 22.45 14.27 0.00% 54.25
100070xx99x000 2型糖尿病(末梢循環不全なし。) 手術・処置等なし 20 17.55 11.16 0.00% 59.85
100071xx99x100 2型糖尿病(末梢循環不全あり。) インスリン使用あり 15 24.93 14.63 0.00% 64.33
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等なし 13 23.69 13.57 7.69% 58.15
100070xx99x110 2型糖尿病(末梢循環不全なし。) インスリン使用あり 副傷病あり 10 22.20 15.87 0.00% 72.70

糖尿病・内分泌センター(代謝内科)は、水俣・芦北地区から鹿児島県の出水・阿久根・伊佐・長島町にわたる多くの地域からの患者様を受け入れています。現在、血糖コントロールや合併症精査を目的とした糖尿病の患者様の入院症例が最も多くなっています。当センターでは、「糖尿病入院パス」「糖尿病短期入院パス」を用いて、すべての入院患者様にきめ細やかな検査、指導が行えるように努めています。専門医や糖尿病看護認定看護師に加え、(日本糖尿病療養指導士・熊本地域糖尿病療養指導士等)専門的な知識をもった管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師、作業療法士、歯科衛生士といった様々な職種を含むチーム医療によって、糖尿病をはじめ高血圧症、脂質異常症、肥満症などの生活習慣病の治療に取り組んでいます。

指標3 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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 stageⅠstageⅡstageⅢstageⅣ不明再発
胃癌 36 - - - - -
大腸癌 15 10 12 - - -
乳癌 - 15 - - - -
肺癌 - - 25 69 - 22
肝癌 11 - - - - 18

5大癌とは、発症症例数が多いとされる胃癌、大腸癌、肝臓癌、肺癌、乳癌の事をいいます。
UICC(国際対がん連合)が定めた腫瘍の病期分類があり、T(原発腫瘍の拡がり)、N(所属リンパ節転移の有無と拡がり)、M(遠隔転移の有無)を評価し、それを指標に癌の進行度と拡がりの程度を、一度に表わすことが出来るように作られたのがStage分類です。
この指標では、当センターが入院治療を行った5大癌のStage分類毎の患者数を示し、調査対象期間内に複数回入院した場合は、その回数分カウントしています。
※ 患者数が10未満の場合は、“-”で表記しています。

指標4 成人市中肺炎の重症度別患者数等

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 患者数平均在院日数平均年齢
軽症 - - -
中等症 44 18.3 72.7
重症 13 21.1 83.8
超重症 - - -
不明 - - -

集計条件
①年齢   男性70歳以上、女性75歳以上
②脱水症状 BUN 21mg/dL以上または脱水あり
③呼吸症状 酸素飽和度≦90%
④意識障害(肺炎に由来する) 意識障害あり
⑤収縮期血圧 収縮期血圧90mmHg以下
 ※5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。

軽症:0点の場合。
中等症:1~2点の場合
重症:3点の場合。
超重症:4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。

・市中肺炎とは入院契機の傷病名が肺炎等の患者様で、入院後に肺炎を発症した場合は対象外となります。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$で始まるものに限定しています。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用い、軽症~超重症の4段階で表しています。重症度分類の各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類しています。

他の病院から当院へ転院してきた患者様は対象外としています。
軽症の場合は外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によっては入院加療の場合もあります。
最も多かったものは、中等症の44人でした。
重症度が上がるにつれて、平均年齢も高くなっています。

指標5 脳梗塞の患者数等

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 傷病名発症から症例数平均在院日数平均年齢転院率
I63$脳梗塞3日以内 115 65.00 77.60 8.15%
その他 20 72.70 72.00 1.48%
当センターでは、85%の患者様が3日以内に入院して治療を受けています。平均年齢は70歳以上と、前期、後期高齢者の患者様が多くなっています。急性期治療が終わり自宅へ退院するためのリハビリや退院調整等が必要な患者様は、回復期病棟や地域包括ケア病棟へ転棟し、準備を整えてから退院していただいています。

指標6 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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診療科ごとの手術について患者数上位5つを集計しています。手術(処置)のなかで輸血、創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術は集計対象外となっています。指標に示されるそれぞれの項目に関しては以下の通りです。

  • Kコード
    手術術式の点数表コードです。 
  • 名称
    手術術式の名称です。
  • 平均術前日数
    入院日から手術日までの日数の平均です。手術日当日は含まれません。
  • 平均術後日数
    手術日から退院日までの日数の平均です。手術日当日は含まれません。
  • 転院率
    該当する患者数の内、当院から他の病院に移動して継続入院(転院)することとなった患者様の割合です。

    ※患者数が10未満の場合は“-”で表記しています。

循環器内科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 30 3.07 6.67 3.33% 71.43  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 20 3.90 7.95 0.00% 81.65  
K597-2 ペースメーカー交換術 16 1.00 8.00 6.25% 84.69  
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他のもの) 10 2.30 3.90 10.00% 72.30
K596 体外ペースメーキング術 10 0.10 18.40 20.00% 82.80  

循環器内科では、虚血性心疾患(狭心症や急性心筋梗塞など)に対する経皮的冠動脈形成術・経皮的冠動脈ステント留置術など、心臓カテーテル治療の患者様が多くなっています。心臓カテーテル治療は、手や足の動脈から心臓まで管を通して病変を治療する方法で、緊急で治療を行う場合、待機的に検査と同時に行う場合、検査から日数を空けて行う場合、など患者様の状態に合わせて様々なタイミングで治療を行います。次いで徐脈性不整脈に対して行うペースメーカー移植術、ペースメーカー電池消耗に対して行うペースメーカー電池交換術が多くなっています。ペースメーカー移植術は原則的に左橈骨皮静脈切開法か左鎖骨下静脈の胸郭外穿刺法にてリードの挿入を行っています。体外ペースメーキング術は、徐脈性不整脈で緊急性が高い場合に、恒久的ペースメーカー移植までの一時的な処置として行う手技です。徐脈性不整脈は高齢の患者様が多く、平均年齢はいずれの手技も75歳以上となっています。

小児科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -  
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) - - - - -  

腸重積症は腸管の一部が他の腸管内に潜り込んでしまう病気で、生後6ヶ月前後の離乳期に多く、患者の80~90%前後が生後3ヵ月~2歳までの幼児といわれています。腸閉塞を起こして嘔吐や粘液まじりの血便がみられることが多く、超音波検査で診断でき造影剤を肛門から注入して圧を加えることにより、腸管を元の状態に戻す非観血的整復術をおこないます。発症してから時間の長い例や全身状態の悪化がみられる場合は手術による観血的整復術が必要となるため、手術可能な病院へ転院としています。

外科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 70 1.07 5.31 1.43% 66.83
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 54 1.67 6.78 0.00% 60.74
K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) 44 0.93 4.55 0.00% 65.55
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 17 3.59 15.65 0.00% 71.71
K4762 乳癌手術(乳房部分切除術)腋窩部郭清を伴わないもの - - - - -  

外科では、鼠径ヘルニア手術が最も多く、加齢に伴い足の付け根の筋肉が緩んでくることにより、筋肉の隙間から腹膜(お腹の中の袋)を被った腸が飛び出すいわゆる“脱腸”に対する手術です。緩んだ筋肉部分を人工素材のメッシュで筋膜を補強する手術により治療します。術後3~5日程度で退院することが可能です。腹腔鏡下胆のう摘出術は胆石症、胆のうポリープや胆のう炎における標準的な治療法です。傷口が大きい開腹手術と比較すると、傷が小さく細菌感染が少ないことがメリットとなっています。2~3cm程度の切開創からカメラをお腹の中に挿入し、炭酸ガスでお腹の中を膨らまし、TVモニターを見ながら鉗子という特殊な器具を使用し手術を行います。術後の翌日から通常通りの日常生活を送ることができ、入院期間は5~7日程度となっています。下肢静脈瘤手術は、足の表面を走行する静脈にできた瘤に対する標準的な治療法です。下肢静脈瘤は立ち仕事や足に急激な力が頻回に加わることにより静脈内の弁が破壊され、凹凸と浮き上がった血管となり足のむくみ、だるさや皮膚の疾患をきたす疾患です。弁が壊れた静脈を切除、抜去する治療法を当センターでは行っており、根治的な治療であるため再発の可能性が低い治療です。結腸がんや乳がんも増加傾向であり、がんの状態に応じて術式が決まります。結腸切除は主に結腸がんに対する手術で、病変を含めた大腸と病変に関わるリンパ節を含めて切除を行います。切除した後は残っている腸をつなげることで、大腸の機能を維持します。病変の程度に応じて腹腔鏡手術で行う場合があります。乳がんの治療はがんの状態に応じて外科治療(手術)、薬物療法(抗がん剤やホルモン剤)、放射線療法を組み合わせて行います。当院で多い乳房部分切除は上記治療のうちの一つで、比較的初期の乳がん患者さんを対象としています。腫瘍から1~2cm離れたところで乳房を部分的に切除することでがんを確実に切除し、患者さんが美容的に満足できる乳房を残すことを目的に行います。通常、手術後に放射線照射を行い、残された乳房の中での再発を防ぎます。また、高齢者の方は、転院や再入院が不要なように自宅で安全に生活ができるよう、十分な治療を行って帰宅していただいています。

整形外科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 55 5.05 64.27 9.09% 81.09  
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 50 1.46 30.02 0.00% 66.04
K0821 人工関節置換術(肩、股、膝) 41 4.37 49.22 2.44% 74.24
K093 手根管開放手術 18 2.06 12.39 0.00% 66.22
K0463 骨折観血的手術(鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他) 16 2.81 37.81 6.25% 58.94  

整形外科では、骨折に対する手術が最も多いです。変形性膝関節症に対しては、骨切り術、人工膝単顆置換術、人工膝全置換術など、個々の状態に応じて幅広く対応しています。大腿骨近位部骨折や、人工関節置換術で術後日数が長いのは、リハビリに時間を要するためで、リハビリ専門の病棟で治療を行っています。転院率が低いのも、自宅退院を目標に当院でしっかりリハビリ加療を行っているためです。

産婦人科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K877 子宮全摘術 14 6.00 15.50 0.00% 53.07
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 13 2.08 10.08 0.00% 34.54
K909-2 子宮内容除去術(不全流産) - - - - -
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 - - - - -  
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるもの - - - - -  

産婦人科では、子宮全摘術が全手術の中で最も多く、子宮摘出となる疾患として子宮筋腫が一番多くなっています。当科では開腹術と共に患者の高齢化に伴い増加する子宮脱、特に大きな内科合併症がない限り腟式手術にて対応しています。初産年齢の高齢化に伴い、ハイリスク妊娠、ハイリスク妊婦が増加しています。骨盤位、双胎妊娠や既往帝王切開術では、選択的帝王切開となる場合がほとんどです。

皮膚科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 24 1.13 5.88 0.00% 84.88  
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - - - -
K0062 皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(3cm以上6cm未満) - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
K0022 デブリードマン(100cm2以上3000cm2未満) - - - - -  

皮膚科では、皮膚腫瘍(良性・悪性)に関連した手術を行っています。少人数で手術を行っているため、難しい症例については熊本大学医学部附属病院皮膚科、形成再建科などに紹介をし、連携を行っています。

泌尿器科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 54 1.78 4.39 3.70% 75.15
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 46 0.96 7.20 0.00% 75.28
K610-3 内シャント設置術 18 5.22 13.06 5.56% 68.61  
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) 10 3.90 8.80 0.00% 75.50
K7981 膀胱結石、異物摘出術(経尿道的手術) - - - - -  

泌尿器科では、尿路結石嵌頓に対しての経尿道的尿管ステント留置術が最も多く、次に膀胱癌に対しての経尿道的膀胱悪性腫瘍手術。三番目に、慢性腎不全の患者さんに対して、透析内シャント設置術。四番目に、前立腺肥大症に対しての経尿道的前立腺切除術。五番目に、膀胱結石等に対しての経尿道的膀胱結石摘出術となっています。

眼科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 139 0.10 1.00 0.00% 72.66  
K224 翼状片手術(弁の移植を要するもの) - - - - -  

眼科では、白内障に対する水晶体再建術が最も多く、在院日数2日で最も短い在院日数となっています。当センターでは、眼科医の不在の状況が続き、熊本大学等からの派遣による非常勤医師により手術が実施されています。白内障手術:以前に比べ白内障の手術は短い時間で安全にできるようになりました。手術は濁った水晶体を超音波で取り除き、代わりに眼内レンズを入れます。手術後は眼鏡で視力を補正します。

消化器内科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 258 0.15 1.39 0.39% 68.52
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 48 2.10 11.46 6.25% 77.67  
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 30 2.30 12.10 0.00% 67.03  
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 24 1.04 7.67 4.17% 71.75  
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 16 3.44 20.94 6.25% 78.69  

消化器内科では大腸ポリープに対する内視鏡的粘膜切除術が最も多く、続いて胆管炎に対する胆道ステント留置術となっています。こちらは初回の場合は内視鏡的乳頭切開術を要し、以前に乳頭切開を行っている場合は胆道ステント留置のみで治療可能となります。三番目は腹水増加に対する対症療法の濾過濃縮再静注法。四番目は早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術。5番目は肝細胞癌に対する血管塞栓術となっています。

脳神経外科

Kコード名称症例数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 19 0.37 9.63 5.26% 79.00  
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) - - - - -  
K190 重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入用植込型ポンプ設置術 - - - - -  
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) - - - - -  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) - - - - -  

脳神経外科では、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が最も多くなっています。慢性硬膜下血腫とは、慢性的に硬膜下に血腫が貯留してくる疾患です。軽微な頭部外傷(打撲など)が原因となる、外傷性疾患と考えられています。


重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入用植込型ポンプ設置術
重症痙性麻痺の患者様の、痙性を緩和する治療法です。バクロフェンという薬物を脊髄腔内に持続注入するために、腹部皮下に植込んだポンプ内に薬剤を保持させ、カテーテルを通じて脊髄腔内に持続投与します。薬剤は持続的に微量注入され、注入量は体外からコンピューターによって調整が可能です。当院では平成28年度より、神経内科医との協力のもと、この治療法を行っております。

指標7 その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC傷病名入院契機患者数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一 - -
異なる - -
180010敗血症同一 10 0.23%
異なる - -
180040手術・処置等の合併症同一 18 0.41%
異なる - -

この指標は、医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなり得ないものの少しでも改善すべきものとして、また、医療機関の様式1の精度向上を図るため、播種性血管内凝固症候群、敗血症、手術・術後の合併症について入院時の病名との同一性の有無を区別して患者数と発症率を示しています。
当センターでは、平成29年度の退院患者に対して、播種性血管内凝固症候群が(入院契機と異なる)5件、発症率0.11%となっています。

※播種性血管内凝固症候群(DIC)は、さまざまな重症の基礎疾患のために過剰な血液凝固反応活性化が生じ生体内の抗血栓性の制御機能が十分でなくなり、全身の細小血管内で微小血栓が多発して臓器不全、出血傾向のみられる予後不良の病気です。進行すると多臓器不全で死に至ることもまれではありません。
※敗血症とは、肺炎など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。
※手術・処置等の合併症の内訳
 透析シャント閉塞 T828 7件
 透析シャント機能低下 T825 4件
 透析シャント機能低下 T827 2件
 カテーテル留置による尿路感染症 T835 2件
 ペースメーカ植え込み後感染症 T827 1件
 吻合部狭窄 T818 1件
 透析低血圧症 T809 1件
 前頚部術後血腫 T810 1件
 VPシャント機能不全 T850 1件


更新履歴

2018年9月27日
平成29年度版病院指標を公開しました。
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