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第二回水俣ICLSコース

 

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「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語です。

突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか、というコースの学習目標を端的に示しています。

心停止はどの医療機関のどの部署においても起こりうるもので、

いったん発生すれば蘇生を開始するまで少しの猶予もありません。

まさに「Immediate(すぐに、間髪をおかない)」な処置が必要となるのです。

心停止直後の処置には、あらゆる医療者がチームの一員として参加し、蘇生を行うことが求められています。

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 8月29日、当院でその二次救命の心肺蘇生トレーニングコースが

日本救急医学会認定のコースとして開催されました。

 

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ICLSコースは 緊急性の高い病態のうち、

特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。

 

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講義室での講義はほとんど行わず、実技実習を中心としたコースです。

 

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 受講者は少人数のグループに分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、

丸1日をかけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。

 

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一限目はBLS。

一番の基本である、一次救命を90分もかけてじっくり習います。

 

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二時限目は気道管理。

バッグバルブマスクでの換気や、挿管といった高度な気道管理の手技を習います。

 

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三時限目はモニター・電気治療。

ショックの必要な波形は何かを学び、安全な除細動器(いわゆるDC、電気ショック)の操作を学びます。

 

もちろん、合間の休み時間は喫茶コーナーでリフレッシュ^^

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↓まだまだ、余裕(?)の受講生^^

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さて、午後からは、午前中に習ったBLS、気道管理、除細動といった個々のスキルを統合して、シナリオを通した実践へと移ります。

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絶え間ない胸骨圧迫と換気。きちんとしたCPRを続けなければ、どんなに薬剤を使ったって効果ありません。

 

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モニター上VF(心室細動)! 安全確認して除細動です。

 

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現在、当院にはドクターインスト1名、ナースインスト1名、プレインスト3名が在籍しております。

当日は県内各地の病院や消防署からベテランインストラクターの皆さんが集まってくれました。

スタッフ総勢30名。受講生より多いです^^

 

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なんと今回は当院の院長も受講生として参加いたしました。

 

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丸一日かけてしっかりと心肺蘇生を習得した皆の顔には疲労感よりも笑顔と自信が満ち溢れています。

 

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今回24名の受講者が修了書を手に。

次の日から、ここ水俣・芦北地区の救命率アップに役立ててくれました^^

 

 

 

 
 
 
 
 

ICLSコースの一般目標
 ・突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得する。

コースの行動目標
 ・蘇生を始める必要性を判断でき、行動に移すことができる
 ・BLS(一次救命処置)に習熟する
 ・AED(自動体外式除細動器)を安全に操作できる
 ・心停止時の4つの心電図波形を診断できる
 ・除細動の適応を判断できる
 ・電気ショックを安全かつ確実に行なうことができる
 ・状況と自分の技能に応じた気道管理法を選択し実施できる
 ・気道が確実に確保できているかどうかを判断できる
 ・状況に応じて適切な薬剤を適切な方法で投与できる
 ・治療可能な心停止の原因を知り、原因検索を行動にできる

 

 

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